契約書がない!?口約束の危険性
業務委託で仕事をする上で、契約書を作成することは非常に重要です。
口約束だけで仕事を進めてしまうと、後々トラブルに発展する可能性があります。
例えば、報酬の金額や支払い方法、納期、業務範囲など、仕事の基本的な内容を口頭で確認したとしても、言った言わないの水掛け論になってしまう可能性があります。
また、契約内容を証明するものが何もないため、法的にも不利な立場に立たされる可能性があります。
具体的な例を挙げると、Webサイト制作を依頼されたとします。
クライアントと口頭で「5ページのWebサイト制作、納期は1ヶ月、報酬は50万円」と合意したとします。
しかし、作業を進めていくうちにクライアントから「やっぱり10ページのWebサイトにしてほしい」や「デザインをもっと凝ったものに変更してほしい」といった追加の要望が出てくるかもしれません。
口約束の場合、どこまでが当初の合意範囲なのかが曖昧になるため、追加の作業に対する報酬を請求することが難しくなる可能性があります。
また、納期についてもトラブルが発生する可能性があります。
クライアントが「1ヶ月で完成すると言っていたのに、まだできていない」と主張した場合、口約束では反論することが難しくなります。
契約書があれば、納期が遅れた場合のペナルティや、クライアント側の遅延に対する対応などを明確に定めることができます。
さらに、業務範囲についてもトラブルが発生する可能性があります。
Webサイト制作の場合、「SEO対策は含まれるのか」「サイトの運用サポートは含まれるのか」など、どこまでが業務範囲なのかを明確にしておかないと、後々トラブルに発展する可能性があります。
契約書に業務範囲を明記しておけば、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。
このように、口約束だけで仕事を進めることは非常に危険です。
契約書を作成することで、双方の権利と義務を明確にし、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。
フリーランスとして安心して仕事をするためにも、契約書の作成は必須と言えるでしょう。